MITAの井戸端会議

mita目線で感じた事、体験した事etc綴ってゆきます~

金沢から奥飛騨~岐阜の夫婦旅!Part2

前回の続き・・・女将が歴史を語る!

 

 女将からこの八ッ三館の歴史が紐解かれます!

とて丁寧なお話しで感動すら覚えました!

 

www.ki-chanblog.com

 

 

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八ツ三館ホームページより

料亭旅館八ッ三館の歴史・・・

飛騨高山の奥座敷・飛騨古川は、瀬戸川のせせらぎと、古い町並みが美しい静かな里

山!ここに160年もの歴史がある八三館のお宿があります。

初代が越中八尾から移り住み、宿屋をはじめてられたそうです。

明治38年に建築にされた商家造本館「招月楼(しょうげつろう)」と、昭和初期に建築

された数奇屋別館「光月楼(こうげつろう)」、お茶室と個室食事処がある「観月楼

(かんげつろう)」の3館で構成され、明治・大正・昭和と時の流れを感じることがで

きます。そして、商家造本館「招月楼」、100畳の大広間を設けた正面玄関の「大広間

棟」、観光スポットともなっている瀬戸川沿いの白壁「土蔵」の3棟が、国登録有形文

化財を受けています。

 

八ッ三館と野麦峠の関係・・・

 明治時代には信州の岡谷を中心に興った製糸工場の検番宿として多くの女工たち、出迎

えの家族たちで賑わいを見せました。名作「あゝ野麦峠」にも紹介されています。

野麦峠で有名な、女工さんを集めるために使われた歴史あるお宿で、実際に映画の撮影

でも使用されました。

明治から大正時代に信州へ糸ひき稼ぎに行った飛騨の若い娘達が、吹雪の中を命がけで

通った野麦街道の難所、野麦峠。標高1672mもあるのです!

彼女たちは、この飛騨の地から諏訪の紡績工場まで野麦峠越えなければなりません!

13歳前後の娘達が列をなしてこの峠を越え、岡谷、諏訪の製糸工場へと向かいまし

た。故郷へ帰る年の暮れには、雪の降り積もる険しい道中で、郷里の親に会うこと

も出来ず亡くなった娘達も数多いと言われています。 

そこで、彼女たちに必要不可欠で重要な場所!

飛騨で募集拠点であり、検番宿・集散の場所が、この八ッ三館館なのです!

女工たちの古川町の工女宿向町の八ッ三旅館の前は工女の荷物をとりに来た親た

ちで、毎日ごった返して、廊下や裏庭は足の踏み場もなかったと言います。

ここ「八ッ三館」は娘たちが故郷で最後の夜を過ごした宿・・・

大竹しのぶさん主演の映画「あぁ野麦峠」で広く知られるようになりました。

その時の映画の撮影で使われた場所でもあります。

その時のことが書かれています。

↓     ↓     ↓

山本薩夫監督 生誕100年 | 飛騨古川 八ツ三館

 

八ッッ三館の館内には、レトロな灯りや、館内至る所にさりげなく置かれた古布を使っ

た小物や活け花、談話室の古本だど見どころはたくさんありますが、中でもやはり野麦

峠の撮影スタッフとの写真、大竹しのぶさんとのツーショット写真もありました!

私がまさか、ブログなど書く!などと夢にも思っていない為画像が無いのです!そこ

で、八ッ三館ことを丁寧に綴っておられるブロブを見つけました!

参考にしてください!

 ↓  ↓  ↓

www.siwasu-cat.com

 

 女将さんはお話しが終わると、仲良きことはよい事です!と!

「ご主人!奥様の肩を抱いて!」と写真を撮ってくださいました!

 

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心温まる気遣いに感謝です!

 

【公式サイト】飛騨古川 料亭旅館 八ツ三館(やつさんかん)|ベストレート

 


 

素敵なお宿を後にして、向かうは岐阜です!

 

約2時間半の道のりとなります!

岐阜県関市板取にある名もなき池(通称 モネの池)透明度の高い湧水に咲く睡蓮がと

ても美しく、池の中を優雅に錦鯉が泳ぐ姿は、まるでモネの代表作「睡蓮」のよう!

とテレビでも話題になりましたよね!友達が以前行って綺麗だったというので、ここま

で来たのなら!と足を運ぶことにしたのです。

暑い中、駐車場から山に向かうように歩く事10分弱!!

出ました!

 

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写真の方が綺麗に見える!!🙄🙄

語弊があるといけないので申し上げると、友達が行ったのは4月だったので全体に緑も

鮮やかで池の水も澄んでいるように見えたのですが、私が行ったのは真夏の暑い時!緑

も今一つ!で池の水も少し濁っていたのです!なので写真の写りがいいな!と思った

次第でして・・・・( ノД`)

皆さん、考えていることは同じようで、駐車場も結構一杯でした!

暑い中、最後のミッションは父のお墓参りです!

ここから走る事30分!

兄の家に到着!

2年ぶりのお墓参りです!ここ岐阜地方では

岐阜のお盆は紅白提灯をお墓にお供えする風習があるようです!

 

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お盆に墓に提灯を立てるのは、死者や先祖の霊を迎えるに当たっての目印という意味が

あると兄は言ってました!先祖を迎え入れ、邪霊を祓う「めでたい夏」とも申しており

ました。黒白よりは気持ちも明るくなるよね~😊

無事これで、全てのミッションが終了となりました!

旅行はその土地の歴史や文化にも触れ合える、貴重なタイムスリップが出来たりもしま

す!

気兼ねなく旅行に行ける日が一日も早く来ることを心から待ち望んでいます!!

ここまでお読み頂きありがとうございました<m(__)m>

 

 

 

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