年一回の乳がん検診に行ってきました!!
今日は年に1回の乳がん検診へ行ってきました。😊
私はホルモン補充療法を行っているため、年に1回の検診は必須なのです。
2年に1回は市民検診枠で1000円で受けることができます。
残りの1回は自費で受けています。
検診内容は・・・
- マンモグラフィー撮影、
- 超音波(エコー)検査、
- 先生による触診
の診察です。
今回は自費なので合計金額3860円なり!
結果は・・・😲
無事、問題ありませんでした!😁
先生曰く・・・
先生
乳がんは女性の罹患率1位の癌であり、
11人に1人の女性が生涯でがんにかかるというデータがあるのです。
わが国では1987年から問診と視触診による乳がん検診が開始されましたが、
問診と触診のみでは、乳がんの死亡者率を減少させる結果は得られなかったんだよ!
そこで2004年より四十歳以上の女性を対象にマンモグラフィー検診が導入され、それ以
降マンモグラフィを原則とした乳がん検診を2年に1回の受診するように市町村主導で実
施されているんだよ~!
と、なーるほど!!😑
今回は、乳がん検診のあれこれを先生から聞いたお話しを交えながら綴っていきたいと
思います。
乳がん検診のあれやこれやの疑問!!
🤔なぜ検診が必要なのでしょう?
早期の発見ではほとんどの方が治るからです。
乳がんは、シコリの小さいうちに発見して適切な治療を行えば、
90%以上治る病気です。
そのため定期的な自己検診のマンモグラフィー検診によって、しこりが小さく、
リンパ節や他の臓器への転移がないうちに見つけることが大切なのです。
実際欧米では、乳癌の発症率は増えている一方で、死亡率は減少しています。
この理由の一つは、多くの方が検診を受けて、
早期に発見されたためであると言われています。
🤔乳がん検診は、何歳から受ければいいのか・・・
三十歳から自己検診をはじめ、四十歳代後半から六十歳代前半で
最も発症率が高くなります。
そのため三十歳からは自己検診を行い、
四十歳からはマンモグラフィー検診を受けましょう。
また30歳代でも自己検診で違和感など覚えたら、乳腺科を受診しましょう 。
🤔乳がん検診ってどんな検査???
問診、視診、触診、及びマンモグラフィーが実施されています。
マンモグラフィーは、乳房専用のレントゲン撮影のことで、視診や触診だけではわから
ない早期の癌を見つけることができます。
🤔マンモグラフィ撮影ってどんな感じ??・・・
上下方向、左右方向の各乳房で計4回の撮影が行われます。
検診では、四十歳代は2方向(斜めと上下)、五十歳以上では1方向(斜め)が推奨され
ています。
これが、なかなか痛みを伴います。私の場合は上下に挟まれるのが特に痛い!!
機械で左右、上下に挟みます。
マンモグラフィーのあれやこらやの疑問!!
🤔体への影響は・・・
マンモグラフィーによる放射線被曝は乳房に限定されるため、
骨髄への影響はなく、白血病などの心配はありません。
また、1回の撮影での被爆量は、
普通の生活で1年間受ける自然放射線量の約1/50程度です。
そのためマンモグラフィーによる身体への影響は、
ほとんどないと考えられています。
🤔どのくらいの頻度で受ければいいのか・・・
四十歳以上の方は2年に1回の頻度で受けます。
日本より乳がんの多い欧米先進国でも2年1回です。
ただ マンモグラフィー検診で100%の乳がんが発見されるわけではありません。
しこりなど気になる症状がある方は検診を待たずに、
医療機関を受診してください。
*がん検診は原則的に症状のない方に対して行われるものです!!
🤔マンモグラフィー撮影で圧迫するのはなぜ??
マンモグラフィー撮影では、乳房内部の様子をより鮮明に映し出し、
また、被爆量を少なくするために、
乳房を挟んで可能な限り薄く延ばして撮影します。
そのため、痛みを伴うことがありますが、より良い検査のために必要なのです。
🤔高濃度乳腺デンスブレスト(dense breast)って何??
マンモグラフィーでの乳房の映像
日本人は欧米人と比較して乳房が小さく、高密度な乳腺が多いのでマンモグラフィーで
描出されにくい場合があるという、デンブレストという問題がありそうです。
デンブレストとは高密度乳腺と訳されており、乳腺の密度が高いためにマンモグラフィ
ーで白く写る乳腺のことを示します。
乳腺組織の量は年齢によって変化し 、妊娠中や授乳期に多く、
乳房の大部分を占めますが、授乳期が終わると萎縮して行きます。
この一週間程度や速さには個人差がありますが、一般に日本人は欧米人と比べて乳腺の
濃度が高いためにデンスブレストの方が多いと言われています.
マンモグラフィで撮影をしたときに、乳腺は白く、脂肪は黒く写ります。
高濃度乳腺は、乳腺が多いのでマンモグラフィで撮影したときに全体的に白い塊のよう
に写し出されます。乳がんなどのがん細胞も白く写るので、高濃度乳腺の場合は、がん
が見えづらい可能性があります。
高濃度乳腺の方は、マンモグラフィと超音波エコー検査を併用して行う事で、より精度
の高い乳がん検査が可能となります。
🤔超音波検査とマンモ!どちらが良いの??
マンモグラフィーは、石灰化と呼ばれるカルシウムの沈着を見つける能力を持った
医療機器なのです。
石灰化自体はそのほとんどが良性で問題となることはありませんが、がん細胞が乳管内
に発生して増殖する際に起きる壊死型石灰化が疑われる場合は、
精密検査が必要になります。
また、非浸潤性乳がんと呼ばれる、しこりを作らない早期の乳がん発見にも、
マンモグラフィーは大いに役に立つのです。
一方の超音波検査は、小さな腫瘤(体の中にできた5mm以下のかたまり)を見つけやす
く、しこりを作る癌に対して有効という特徴があるそうです。
乳腺や乳管の状態もわかります。
マンモグラフィーは、ごく少量ながら放射線による被爆を受けるという問題があります
が、超音波検査では被爆する心配は全くありません。
マンモグラフィーと超音波検査は異なるメリットがあるので併用して受けることが理想
的です。
しかし、どちらか一方を受けるときは、年齢を目安にします。
40歳未満は超音波検査を、40歳以上はマンモグラフィーをメインに考えると良いでしょ
う。
🤔精密検査が必要と言われたら・・・
乳がん検診で精密検査が必要となる方は、その50人の中から乳がんが見つかる方は3
~4人程だと先生はおしゃいます。
すなわち、精密検査が必要とされた方は、癌の可能性が高くなりますが、大部分の方は
乳がんではありません。
精密検査が必要とされた方は、必ず医療機関を受診してください。
これこそが、早期発見のメリットなのです!✨
私も”精密検査が必要”と言われた一人です。
乳がん検診 は30代から始めました。
40歳の時、精密検査と診断されて、細胞を取る検査をしましたが、
病理検診の結果、癌ではありませんでした。
45歳の時にも、精密検査と診断!この時も検査をしましたが、
癌ではありませんでした。😌
私が行った検査は細胞診と呼ばれる検査です。
細胞診とは・・・
細胞診は、乳房のしこりや分泌物などの細胞の一部を採取して、がん細胞があ
るかどうかを顕微鏡で調べる検査です。
いくつかある中で私は、穿刺(せんし)吸引細胞診を行いました。
しこり部分に細い針を刺して、注射器で吸引して採取する方法です。
結果が出るまで2週間!毎回そうなのですがいつもヒヤヒヤものです!😥
2週間後病院へ行き結果を聞くことに・・・
この時も癌ではありませんでした。😁
根拠のある裏付けは重要です!!
今振り返ると、 生きて行く上で病院とは切っても切り離せない大切なものだということ
を実感します。
ホルモン補充療法を始めてから余計に乳がん検診が必要になってきましたが、
今のところ全く問題なく丸6年目の補充療法を行っております。
毎月一回乳房を自分でチェックしよう。
乳がんは、体の表面に近い場所にできるため、
自分で発見できる場合も少なくありません。
また、乳房の自己検診を続けることで、その小さな変化に気づくことができます。
毎月1回、生理開始から一週間後ぐらいの時期に自己検診を行いましょう。
閉経後の方は日にちを決めて行うようにしましょう。
見てチェック!👀
鏡の前で、 両手を下げた状態、あげた状態で、乳房をチェックします。
~❁チェックポイント❁~
- ひきつれ
- はれ
- 乳首からの分泌物
- 盛り上がり
- 乳首のへこみ
- くぼみ
しっかり確認しましょう!
触ってチェック!✋
入浴時や仰向けになって、乳房、鎖骨の 上や脇の下を触り、しこり、固いと
ころがないかをチェックします。
また、乳首をつまんで、分泌物がないかも確認します。
~❁触り方❁~
調べる乳房とは反対の手の人差し指から小指までを添えて、指の腹で渦巻き
状、縦や横に動かしてチェックして下さい。
入浴時では、指に石鹸をつけると滑りがよくなり、滑らかに動かすことがで
きます。
乳がんは正しい診断と、正しい治療の継続で完治をのぞめる病気です。
自覚症状がある場合だけでなく、無症状の段階でも検査を受けることは可能です。
不安に思ったら、迷わず医療機関に受診しましょうね!!
一歩踏み出す勇気が、自分の人生を豊かにします!!
今日も、安心!して我が家に帰ることが出来ました!!😊
ここまでお読み頂きありがとうございました<m(__)m>