カニ旅で綴れなかった、観光名所!!
まだまだ、ある但馬の魅力!
前回の但馬で綴れなかったところを補足します!!😉
西隅櫓
今、紅葉が見頃です!!😊
出石城跡
ここ出石城跡は、
春には桜、秋には紅葉、が楽しめる有名な観光スポットになっています。
出石城は、明治の廃城令によって建物は全て取り壊されたのですが、
見事な石垣はそのまま残っています。
隅櫓や登城門、登城橋などが復元されていて、
当時の面影を伺い知ることが出来ます。
登城橋を渡ると登城門があります。
奥には白い西隅櫓が、城下町、出石市を見下ろしています。
二の丸跡にあるカエデ
櫓(やぐら)とは・・・
城郭内に防御や物見のために建てられた仮設または常設の建築物の事を
そうよぶのだそうです。
出石城には天守が築かれなかった為、隅櫓が主な防御施設だったという事です。。
出石城の東隅櫓と西隅櫓は1968年(昭和43年)に復元されたということです。
出石城守護のために有子山城の稲荷社を移したと言われている有子山稲荷神社。
この、有子橋を渡り、
美しい朱の鳥居をくぐって登っていくと最上段にある稲荷神社にたどり着きます。
”出石の新そば!” 本陣 鸛屋(つるや)
前回でも、綴らせていただいた出石そば!
毎年の”かに旅”に合わせて頂くのが、出石で頂く”新そば!”
毎年も、新そばをいただきました。
いつも立ち寄らせていただくお店はここ、 本陣 鸛屋(つるや)さん!
なぜここがお気に入りがと言うと、
日本最古の時計台、辰鼓楼がすぐ隣にあるため景色が本当に素晴らしいところ!
が一番に気に入っております!
お店の作りも、とても趣があり、和モダンな雰囲気もとても素敵です。
この季節ありがたいことに、 このお店の床には、床暖房が設置されているのです。
テーブル席と、 座席とがあります。
床に直接座布団が引かれているのですが、
床暖房のおかげで、とても暖かいため、いつまでも座っていられそう!!
あと、このお店の前で、
一皿無料券!を配られているのです!!ありがたや!
一人前5皿なのですが、プラス一皿無料で付いています!
ここ、本陣 鸛屋(つるや)さん!は、
テレビ局からも取材が来るぐらいの人気のお店です!!
~❁ちょっと小耳に👂❁~
なぜ出石が蕎麦で有名かと申しますと・・・
江戸時代中期の宝永3年(1706年)に出石藩主松平氏と信州上田藩の仙石氏(仙石
政明)がお国替えとなりました。 その際、仙石氏と供に信州から来たそば職人の技
法が在来のそば打ちの技術に加えられ誕生しました。 その後、出石焼きが始まり白
地の小皿に盛る様式が確立されたそうです。
観光に便利なEVレンタカーが貸し出されています!!
楽々観光できます!!😉
玄武洞公園 ~自然が作った大彫刻~
毎年訪れる、この但馬!
ずっと通っていてるのに、一度も立ち寄ったことのない場所が・・・
それがこの玄武洞!!
気にはなりつつも何故か、スルーしてしまってた😭
この玄武洞とは、
山陰海岸ジオパークの認定を受けている、
山陰海岸国立公園を代表する貴重な自然遺産!
それが、この玄武洞なのです!
玄武洞とは・・・
今から160万年前の火山活動で噴火した溶岩が冷えて固まる時、
六角形の柱状に規則正しく割れ目が入り、
長い年月をかけ波の侵食により地表に現れた 玄武岩。
ここ玄武公園には五つの奇岩洞 があります。
中国の四神獣にちなみ、玄武、青龍、白虎、南朱雀、北朱雀
と名前が付けられています。
登って行きます!
まず、見えてくるのが、玄武洞です。
玄武洞
ここが!玄武洞
六角柱の柱状節理で形成された玄武洞!
洞窟自体は、江戸時代からの採掘によってできた人工のものです。
青龍洞
青龍洞の節理は園内にある洞窟の中で最も美しいとされています。
白虎洞
水平方向に伸びた柱状が特徴的です。
南朱雀洞
南朱雀洞脇の岩石には節理が見られず、ごつごつとしていることから、
ここが溶岩流の先端に当たる部分だとわかるそうです。
北朱雀洞
朱雀とは、羽を広げた姿のように見えることに由来しているそうです。
北朱雀洞では、人の手では到底造りだせない、
自然がつくり出した彫刻のような模様が特徴です!
洞窟を堪能した後は、”玄武洞ミュージアム”で一休み!
洞窟を降りたことろに、”玄武洞ミュージアム”
というショップがあります。
奇石や、化石、鉱物などが展示、販売されています。
こんな綺麗な、アメジストも!!
私は、このピアス!購入しました。
コウノトリの郷公園!!
こちらも、今回初めてお邪魔することになります。
コウノトリは、国の特別天然記念物であることは知っていました。
ではなぜ急にコウノトリに興味を持ったのかと言うと・・・
先日テレビで 、
「日本初の取組みとして義足を付けて郷公園入院棟で、
治療・リハビリ中だったコウノトリが、残念な事に10月31日に死亡した。」
というニュースを目にしたのがきっかけでした。
コウノトリ郷公園ホームページより
コウノトリの郷公園には、
公開エリアがあり、飼育コウノトリを観察できるだけでなく、
湿地と里山景観の中をゆっくり散策することができます。
また、野外で生息・繁殖しているコウノトリに出会うこともできます。
一方で、園内奥にある非公開エリアには多数のケージが設置され、
コウノトリの飼育・繁殖、放鳥のための馴化訓練等を日々行っています。
この施設は無料で入ることができるのです。
この中には、
豊岡市立コウノトリ文化会館もあります。
ここでは、観察デッキがあり目の前で公開ゲージ内の飼育や、
コウノトリを観察することができます。
多目的ホールでは、コウノトリを見ながらくつろぐこともできます。
コウノトリの最新情報が掲示してあります。
学習施設やシアタールームなどがあります。
1日のうちに何回かに職員の方が、
「コウノトリの保護増殖と野生復帰、自然環境について」の講話をされてます。
私がお邪魔した時も、ちょうど今から講話が始まるところだったので、
しっかりお話を聞くことができたのです。ラッキー!!😁
コウノトリってどんな鳥!?
観察デッキから撮影
コウノトリは湿地生態系食物連鎖の頂点に君臨する鳥なのだそうです。
大型の淡水魚をはじめとする水生動物から、
ヘビやバッタのような陸生動物まで、
多様な餌を食べる肉食の鳥だということです。
私たちがよく目にする”しらさぎ”という鳥の捕食方法は、
じっと餌が来るのを、ただただ待っています。
ここぞ!という時に狙い撃ちをする感じ!
しかしこの”コウノトリ”は、
下手な鉄砲数打ちゃ当たる!ではないのですが、
自分の足の周りをとにかく突いて、捕食するらしいのです。
職員の方曰く、生き延びるためにはコウノトリの捕食方法の方が
効率が良いということです。たしかに🤔
1971年、日本の空からコウノトリが消えてしまいました。
人間が農薬を使うようになり、その残留農薬の影響で中毒になったり、
営巣木である松の伐採などで生息地が激減していったからです。
しかし、
ここ豊岡市のように、無農薬による田園づくりなどを
実践している地域が増えたことや、
人工飼育、人工繁殖に取り組んで来た結果、繁殖地も豊岡から全国に広が
り、現在260羽を超えるコウノトリが日本の空を舞っているということです。
コウノトリの大きさって!?
コウノトリの大きさってだいたいどのくらいかわかりますか?
コウノトリの大きさは、
両翼を広げたときの大きさ(翼開長)は200~220cm、
立った状態での高さは100~110cm、体重は4~5kgだそうです。
雌雄の区別はというと・・・
外見上の差異はほとんどないそうです。一般的にオスはメスより大きいです。
コウノトリの足環って!?
リリースした個体と、野外で巣立ちした個体には、それぞれに個体番号と、
異なる組み合わせの色の足環をつけています。
足環を装着することにより、個体の識別ができるようになり、
個体の移動や生死、生態を詳しく調べることができます。
足環の装着 により 、
出身地 ,孵化 ふ化した場所 ,生年月日, 年齢 ,性別, 血縁関係 なども
確認することが出来るそうです。
ちなみに、コウノトリの卵の大きさはというと・・・
私たちが食べる卵の大きさの2倍~3倍の大きさでした!!
鳴き声を出せない鳥!コウノトリ
コウノトリは、体の割にはあまり発声器官が発達していないのです。
身体が大きくなると鳴きづらくなる。
そのため、ヒナのころの一時期を除いて鳴くことがないのだそうです。
では、どうやって鳥たちとコミュニケーションをとるのかと言うと・・・
コウノトリのコミュニケーションの方法は、
上下のくちばしをたたいて「カタカタ…」と音を出す、
”クラッタリング”と いう方法で 、
コミュニケーションを取っているそうなのです。
このクラッタリングにより威嚇(いかく)や愛情表現などを行い、
鳴き声と同じ役割を果たしています。
この日も、野生のコウノトリが遊びに来ており、
この公園の上を行ったり来たり!
ゲージ入っているコウノトリたちは、
やたらとクラッタリングをし威嚇をしておりました。
ここ、こうのとりの里公園に飼育されている鳥たちは、
かわいそうなことに空を飛ぶことができません。😥
羽を少し切られているため・・・飛べないようになっているのです。
私たちに、コウノトリの生態や研究を勉強させてくれる
お手伝いをしてくれているのです。
コウノトリの巣の大きさって!?
野生では、主に高さ4~17mの樹上に、
長さ20~150cmの枝を使って、直径1.0~2.5m、
厚さ0.5~1.0mの外巣をつくり、枯れ草や羽毛を敷いて内巣をつくります。
これが、展示されているコウノトリの巣です!私も入ってみました。
この写真は普通に田園の中に人工的に作られたコウノトリの巣です!
こんな高いところに!!
高さ4~17mの樹上に造巣します。
偶然にも頭の上をコウノトリが!!!激写!
いろいろと勉強になったね!と夫と話していたところ、
突然夫が
”飛んでるで!!お前の上!!”
と大声で叫ぶのです!
見るとコウノトリが翼いっぱいに広げて飛んでいるではありませ
んか!!
ラッキー!!
こんな素敵な映像が撮れました。
優雅!!
鶴を小さくした感じ!に見えます!!
実際に初めてコウノトリを見ることができたり、
”クラッタリング”の音を聞くことができたりと、
今まで考えたこともなかったコウノトリの存在が、
すごく身近なものに感じることができました。
コウノトリを復活させるための、研究員の方の膨大な努力や、
地元の方の協力なくしては実現しない、この、コウノトリの復活!!
”人と自然が共生できている”豊岡市!!
とても素敵なところです!
今回の観光も、心穏やかになれる観光となりました。
但馬國出石観光協会公式サイト | 但馬の小京都 城下町出石(いずし)の公式サイトです。
ここまでお読み頂きありがとうございました<m(__)m>