竹林浴!”音”がいい仕事をしてくれます!!
今日は久しぶりに、
人の少ない時間帯の早朝散歩をしよう!
と無理やり夫を誘い、
京都の嵯峨野にある”竹林の小径”に行ってきました。
ここ竹林の小径は
大河内山荘から野宮神社の間を約200メートルも続く風情のある小道です。
良く、CMの撮影などでも使われており、
沢山の竹で包まれた回廊のようになってます。
竹林の小径には駐車場はありません。
渡月橋近くにある駐車場に車を停めてここから歩いて散策することにしました。
竹林の小径に行くまでには、天龍寺の前を通っていかなければなりません。
流れで、立ち寄ることに。
天龍寺とは・・・
暦応2年(1339年)、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、
夢窓国師を開山として創建されました。
天龍寺は過去8回にわたる大火に見舞われましたが、
天龍寺は復興を続け、
昭和10年、元冦600年記念として多宝殿の奥殿、廊下などが建立され
ほぼ現在の寺観となったという事です。
天龍寺の3つの見どころ!
第一の見どころ!「達磨図」
天龍寺の正門入り口でお出迎えしてくださる「達磨図」
前管長である平田精耕老師の筆によるものです。
中々の迫力ですが、ユーモラスがあると言いましょうか・・・
第二の見どころ!曹源池庭園(そうげんちていえん)
夢窓国師が700年ほど前に作庭した曹源池庭園(そうげんちていえん)です。
この庭園は国最初の史跡・特別名勝に指定されています。
第三の見どころ!「雲龍図」
パンフレットです!
法堂の天井中央、直径9メートルの円相の中に迫力ある
今にも飛び出しそうな龍。
暑さ3㎝の杉板159枚を張り合わせ全面に漆を塗り、
さらに白土を塗った上に直接墨色で躍動する
見事な「八方睨み」の龍が描かれています。
ここではカメラも携帯も鞄の中に入れ、取り出し禁止!
残念なことに、撮影禁止なのです。😢
龍の顔全体を見ながら円に沿って堂内を歩いて回ると、
ずっと龍に睨まてれいるように見えます。
パンフレットでお許しください!
これが参拝券です。
いよいよ竹林の小径へ出発!
渡月橋の北側にあり、嵯峨野に数万本の竹が生い茂る竹林の道。
真っすぐに伸びた、
たくさんの竹たちが頭上で何とも言えない音を奏でます。
風を受けて、竹同士がぶつかるコンコン!という音。
ししおどしの竹筒のあの音!コン!!
笹同士のかすれ合う、ざわざわという音!
あ〜心地よい音です。
まさしく竹林浴。
森林浴では味わえない、
竹林浴だからこそ、味わえる”音”なのです。
静かにずっと聞いていたい!と思いました。
風がないとこのコラボは成立しません。
自然が織りなす産物です。
こんな世の中だからこそ、
静かに内観する時間が必要です!
京都ならではの光景も見る事が出来ます。
今日は曇りのち晴れ。
寒さは厳しいのですが、竹の間から差し込む陽ざしが幻想的です。
人も少なく、ゆっくりと1時間かけて散歩を楽しむことが出来ました。
気持ちいい~!!😊😊
帰りに立ち寄った野々宮神社。
この神社の鳥居は普通とは少し違います。わかりますか??
この鳥居は、クヌギの皮をつけたまま使われている
「黒木鳥居」と呼ばれる鳥居です。
黒木鳥居とは樹皮のついたままの鳥居のことで、
鳥居の形式としては極めて原始的な日本最古のものだそうです。
この神社は源氏物語にも登場する神社なのです。すごっ!!😲
源氏物語の第十帖「賢木」の巻で、
光源氏が六条御息所を訪ねるシーンで登場する野宮神社。
歴史が凄い!!
ここ野宮神社には、奥には白福稲荷大明神があり、
平成6年に秋篠宮ご夫妻が参拝されて、御懐妊したことで 有名な神社です。
野宮神社は「良縁」「子宝」「学問」の神様が祀られており、お祈りをすればご利益が授かれるといわれています。
もう一つのご利益は・・・
悪縁を絶つご利益のある神社と言われています。
行き過ぎた恋愛感情を持つストーカーや、
セクハラに悩む人を救う悪縁を切ってくれると・・・
本日も楽しく勉強になる一日でした。
渡月橋は、今は観光客の少なく、ひっそりとしてます。
保津川ではカルガモの親子がゆっくりと水浴びをしていました。
一日も早く平常に戻り、観光客でにぎわく京都であってほしいと思います。
あ~😆😆😆
竹林!意外と気持ちいいものでした!!
明日から、またお仕事頑張ります!!
ここまでお読み頂きありがとうございました<m(__)m>