引っ越しは年末か年明けか!?取り合えず蟹を食べに行ってきました🦀
今年も来ました!🦀
待ちに待ったこのシーズン!
- 余部鉄橋には歴史と悲しい物語がありました。。。
- 「空の駅」と「余部クリスタルタワー」
- どうしても行きたかった場所!それは 伊根の舟屋 。
- 重要伝統的建造物群保存地区の伊根の舟屋。”守る”って大変💦💦
- この一年で自分の人生がこんなに大きく変わるとは・・・
毎年、この時期は松葉ガニを食べに日本海へ足を運んでいます。
蟹は高騰しておらりますが、
この約2年、大好きな旅行もいけてないので
ここは奮発して蟹を堪能したいと思います。😝
毎年蟹旅行に行くついでに、
必ずどこかに立ち寄り社会見学をしている私たち。
今回の社会見学の場所は・・・👀
以前からテレビで見てどうしても行きたかった場所。
それは伊根の舟屋!と余部鉄橋。
今年も日本海の海に癒されました。
余部鉄橋には歴史と悲しい物語がありました。。。
兵庫県美方郡香美町香住区余部にある展望施設です。
余部鉄橋は、
明治45年1月に完成した東洋随一の鋼トレッスル橋なのです。
トレッスルとは「架台」のことで、
やぐら状に組み上げた橋脚が特徴。
高さ41.5m、長さ310.7mの鉄橋なのでした。
ビルに例えると14階の高さにもなるそうです。
私も若い頃、新幹線を使わず景色を楽しむ為、
敢えて列車で田舎に帰ったりしていました。
その時この余部鉄橋を通ったことを覚えています。
列車から眺める景色は絶景です。
現在は昔のような 橋梁ではありません。
新しくコンクリートの橋になっているのです。
なぜかと言うと・・・
昭和61年12月の列車転落事故が起きてしまったのです。
この時、鉄橋上では風速33メートルを超える突風が吹いたのだそうです。
その突風は、今までに経験したことのない風で
漁に出ていた 漁師さんですら、
たじろぐほどだったとのことです。
通常なら 風速25メートル以上になれば
列車を停止させる規定があるのだそうですが
間に合わない・・・時すでに遅し!
死者が出るほどの惨事を招いてしまったのでした。
この事故がきっかけとなり
架け替え工事が行われ、
平成22年8月に現在の余部橋梁が完成したのです。
そして橋のすぐ近くには道の駅も !
その道の駅の中では余部鉄橋の歴史を詳しく展示されて、
ビデオをでも歴史を楽しむことができます。
ほぼ、その情報を綴っております。
事故当時、橋の下には蟹工場があり、
その上に列車が転落してきたのです。
その工場跡に慰霊の観音像が建立されています。
ご冥福をお祈りいたします。🙏🏻
「空の駅」と「余部クリスタルタワー」
新しいコンクリート製の橋に生ま代わり、
平成29年11月には「余部クリスタルタワー」 が完成。
高齢者や JR を利用する方のため、
そしてもう一つは 地域の活性化を図るために
おしゃれな 展望施設「空の駅」が完成しました。
なぜクリスタルタワーなのかというと・・・
このエレベーターは、
全面ガラス張りで日本海の絶景を眺めながら、
高さ41mの上にあるJR 餘部駅へ行くことができます。
エレベーターから下を見るとこんな感じ!
余部には、線路はあれど駅はなく
何も恩恵を受けていない”陸の孤島”と言われていたようです。
住民全員、大人から子供までが国鉄総裁に陳情しその結果
この余部に駅の設置が承認されたようです。
余部鉄橋の完成から47年目にして
はじめて駅が出来きたのでした。
😭ご苦労様でした。
どうしても行きたかった場所!それは 伊根の舟屋 。
蟹と同じくらい見たかった景色!
それは・・・
「伊根の舟屋」
京都府与謝郡伊根町の伊根地区に、
船の収納庫の上に住居を備えた、この地区独特の伝統的建造物を
大切に保存しつつ、今も尚、生活されている姿を
見る事が出来る場所あるのです。
ナビ通りに進んでいくと、駐車場の目の前はもう海です。
すでに海の向こう側にも舟屋が見えている状態。
もう街の雰囲気は違います。
趣があると言いましょうか、
それぞれの家の色が全て統一されているような感じ。
きっと景観を乱さないような心遣いがされているのかも。
車から降りて海の方に近づいていくと・・・
何やら人を乗せた漁船が!!😲
もしかして乗れるの???
漁船を運転している方に聞いてみると・・・
「この船で舟屋の近くまで行き見学することができる。
いつもなら予約しないといけないけど、
今日はまだ人が少ないからすぐ乗れるよ 。」👴🏻
この言葉で迷わず船に乗ることにしました。
約30分の遊覧で一人1000円。いい値段しますね~😖
ということで早速乗船し出発です。
私と夫は漁船の一番前に陣取ります。
海風がとても気持ちいい!
進んで行くと、案内の漁師さんが、
乗客にかっぱえびせんを配り始めたのです。
「そのえびせんを空に投げてごらん!うみねこが来るから!」
言われるがままに空に投げると・・・
来るわ来るわ!うみねこが船に並走してきます。
えびせんを上手くキャッチするのです。
キャッチする瞬間!!
1000円しましたが、案内も上手で勉強になりましたね。
ウミネコとも遊ぶことが出来て楽しかった!!🥰
こんな漁船でした。
重要伝統的建造物群保存地区の伊根の舟屋。”守る”って大変💦💦
伊根浦一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
重要伝統的建造物群保存地区とは・・・
周囲の環境と一体をなして歴史的風致を形成している伝統的な建造物群で価値が
高いもの、およびこれと一体をなしてその価値を形成している環境を保存するた
め、市町村が地域地区として都市計画もしくは条例で定めた地区である。
舟屋とは・・・
一階部分が舟置き場。分かりやすく言うと船のガレージ!
二階部分は住居スペースになっている独特な建物なのです。
という事は・・・
外観のリフォームにおいては多くの制限があるそうで・・・
それぞれの家の外観を崩してはいけないのです。
それぞれの建物の高さや色は統一されていました。
大体、家の壁には黒系の木材が使われており、高さは2階建て 。
漁だけでは生活が厳しいので、
最近では2階部分を
客室・民宿・カフェとして活用される事がい多いのだとか。
重要伝統的建造物を残しながら後世に伝えていらっしゃるのですね。
案内してくださった漁師さんの息子さんも、
舟屋の2階を民宿として改造し
経営されているということでした。
裏から見ると、よくテレビで見かける映像なのですが、
表から見ると、
これがまたなかなか情緒がある街並みになっています。
美味しそう🤤
ここには有名な向井酒造さんの会社があるのですが、
ちょうどお昼休憩の時間になっていてお店は閉まっていました。残念😫
この重要伝統的建造物群保存地区は、
金沢にある金沢市東山ひがし、豊岡市にある出石、
合掌造りで有名な岐阜の白川村荻町もこれにあたるそうです。
守りながら日常生活を営むって
とても大変なことだと思いました。😌
この一年で自分の人生がこんなに大きく変わるとは・・・
毎年恒例になっている夫婦の蟹旅。
今年の年末にマンション買って引っ越すなんて
想像すらしていなかったことが起こっている現状。😲😲😊
人生ってわからないものです。
沢山のカニ料理に舌鼓を打ちながら、
「人生ってわからんよね~!」と夫と話します。
あれから・・・
マンションの方は話がトントン拍子に進み、
年内もしくは年明けに引っ越すことになりました。
師走は忙しいか~🤔🤔
我が家の方はと言うと・・・
一組内覧に来られたのですが・・・
次に期待します。
今年もお世話になっているのが「旅の庵 大吉」さんです。
これはまだほんの一部の料理です!
やはり蟹は裏切りません。
今年も甘くて美味しいです!
朝食は・・・
今年もあと少し。
蟹と日本海とたくさんの人との出会いに感謝して、
ラストスパート!です。😊
ここまでお読み頂きありがとうございました<m(__)m>